解体について

正しい解体工事とは?

お客様が解体工事をご依頼される手段としては大きく2種類あります。

  1. 工務店やハウスメーカーを通して発注

    【メリット】
    馴染みのある工務店やハウスメーカーに依頼することで、打ち合わせ等の手間を減らすことができる。安心感を得られる。

    【デメリット】
    工務店やハウスメーカーを通すと、管理費用などの経費が含まれるため、解体工事に要する費用が高くなることが多く、また、工事に関する要望が間接的になり、誤った伝わり方をする場合がある。

  2. 解体業者に直接発注
    (分離発注※1)

    【メリット】
    要望を直接伝えることができるため、細かい相談や確認が都度可能。工務店やハウスメーカーを通さない分、管理費用などが不要となり安くなる。

    【デメリット】
    解体工事専門業者に馴染みがないため、どこに頼めばいいか判断しにいくい。きちんとやってくれる会社かどうか、見極めにくい。

    ※1 分離発注とは、解体工事を工務店やハウスメーカーに通さず、直接解体工事業者に発注すること。

ポイント

  1. 工務店やハウスメーカーも、解体工事専門業者に一括で下請負いをさせる場合がほとんど。
  2. 山央工業なら、地域に根差した年間約400件を超える解体工事の実績があります。

解体費用は
どうやって決まるの?

  • 構造別で異なる解体費用

    建物は構造で分けると、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などがあります。それぞれ解体方法や処分費が異なり、それに応じて解体費用も変わります。
    建物の立地条件や解体難易度などでも大きく変化しますので、解体物件の構造が不明な場合は、まずご相談ください。

  • 解体費用の内訳は…

    お客様から「解体費用はいくらぐらいですか?」というお問い合わせをよく頂きます。壊すものに対してできるだけ費用を抑えたいというお気持ちはよくわかります。
    ただし、解体費用は安ければいいというものでもありません。

  • 相場とかけ離れた費用で起こるリスク

    1. 不法投棄

      解体によって出た産業廃棄物が不法投棄され、費用が抑えられている。

    2. 多額の追加請求

      工事中や完了後、想定外の事が発生したという偽の理由で、高額な追加費用を請求される。

    3. 廃棄物の隠蔽

      敷地に重機で穴を掘り、そこに処理困難な廃棄物、処分費用の高い廃棄物などをそのまま埋められてしまう。

    4. 近隣トラブル

      騒音・振動・埃などの対応方法を誤り、近隣との大きなトラブルを招く。

  • 解体費用が高くなることはあるの?

    • 重機が進入できない場合
    • 道路からの解体が必要な場合(敷地面積いっぱいに建っているなど。道路使用許可申請が必要となる。)
    • リフォームされ特殊な施工が施されている(二重壁、二重屋根、断熱材として吹付け材が仕様されている等)
    • 壁・屋根にスレートやカラーベストなど(アスベスト※1 を含有した素材)が使用されている場合
    • 家財(一般ごみなど)が大量に残置されている場合
    • 見積もり時発見できなかったもの(以前埋められた廃棄物、屋根裏からの廃棄物、井戸、基礎杭※2 や、ラップルコンクリート※3、屋根瓦や二重になった外壁など)が出てきた場合

    山央工業では事象が起き次第、直ぐにお客様にご連絡し、追加費用金額を伝え、確認いただいてから着手いたします。報告なく撤去処分が終わってから追加費用を請求、ということはいたしません。

    ※1アスベスト
    天然にできた鉱物繊維。飛散すると空気中に浮遊しやすく、吸入されてヒトの肺胞に沈着しやすい特徴を持つ。
    当社では、一定の知識と資格を持った作業員が撤去作業にあたり、工事中飛散しないよう安全に撤去します。吹き付けアスベスト等の特殊な撤去は、提携する専門業者と連携を組み安全に撤去します。

    ※2基礎杭
    コンクリート製の杭。構造物を支える基礎のこと。数メートルから数十メートル打ち込んである事が多く、場合によっては杭抜機などの専門的な機械が必要となる。

    ※3ラップルコンクリート
    基礎コンクリートの下の軟弱地盤を無筋のコンクリートに置き換えたもの。軟弱な地盤の支持力を得るため必要。撤去時はブレーカーの使用や埋戻しの必要があります。

  • 解体費用を抑えるには?

    • 補助金制度の活用

      建築基準法改正以前に建てられた木造住宅であれば、各市町村によって解体工事(除却工事)に対する補助金制度が設けられています。助成金制度を利用した工事も数多く経験しておりますので、ぜひご相談ください。

    • 室内不要品の事前処理

      室内の不要品撤去処分も意外に費用がかかります。事前に処分いただくことで、数万円から数十万円の費用を抑えることができます。
      法律上は室内の廃棄物は「一般廃棄物」と呼ばれ、お客様自身が市町村の運営するゴミ処理場へ搬入して頂く事が可能です。

解体の流れ

  1. 内装材撤去

    住宅には様々な建築材料が使用されており、そのまま重機で解体すると、廃棄物を種類ごとに分別する事が困難になる為、人力で丁寧に撤去します。

  2. 飛散防止養生

    解体中に廃棄物が近隣に飛散しないよう、飛散のおそれがある箇所に足場を組み立て、養生シートを張ります。

  3. 屋根材撤去

    屋根葺材を人力で撤去します。高所作業では必ずフルハーネスを使用し、安全第一で作業します。

  4. 躯体解体

    建物規模や現場の状況に応じた適切な重機で建物を解体します。解体中の建物が隣家や道路に倒壊しないよう、経験の長い重機オペレーターが解体を行います。解体中は散水をし、粉塵の発生を最小限にします。

  5. 基礎撤去

    建物下部にある基礎を撤去します。基礎の大半は地中にある為、重機で丁寧に掘り起こし地中に残すことの無いよう慎重に行います。

  6. 外構撤去

    ブロック塀、庭木等の撤去を行います。特にブロック塀等は隣地や道路と接している事が多い為、隣地や道路に影響が出ないよう慎重に施工します。

  7. 整地・清掃

    解体が完了した後、敷地を整地し、人力で小さなゴミ等を拾い完了します。

山央工業について

山央工業の想い

「解体で想いをつなぐ…」
「縁が繋がっての解体。だからこそ、安心と安全第一、丁寧に無駄のない作業を心がけています。」

人は雨風をしのげる家が必要です。施主さんによっては結婚を機に建てたり、お子さんができて建てられたり、小さい頃から育った家であったりと、思い出や、思い入れがたくさん詰まっているのが、「家」です。
中古物件を購入後、解体し建て替えをされる方には、建物自体に思い入れはないかもしれません。しかしその土地に決めた理由(学校に近いとか、地元に近いとか、住みたかった場所だったなど)、何だったにせよ、その場所を買う、そこに住む、というのはご縁があったからではないでしょうか。
そしてさらに山央工業で解体していただくのもきっとご縁があったからだと思っております。解体で形は無くなってしまいますが、施主さんの大切なものであることに変わりはありません。ただ壊すだけでなく、解体する家に対してまごころを込めて、感謝の気持ちを持って作業することを心がけたいと思っております。

取り組み

  • 地域密着任せて安心自社施工

    山央工業は年間実績が400件以上あります。また独自の工程管理を行うことによりローコストでの施工を実現しました。

  • 近隣にお住まいの方へのしっかりとした配慮と対応(挨拶や破損、トラブル等)

    作業に取り掛かる前に、隣接している建物の調査を行います。また近隣へのご挨拶から苦情処理まで、山央工業が一切をお引き受けいたします。近隣トラブルが心配な方も、安心して解体工事をご依頼ください!

  • 法令遵守

    山央工業では廃棄処分まで徹底管理しております。コンプライアンスを遵守し、工事業者の許可証やマニフェストのチェックから廃棄状況の確認まで、産業廃棄物処理も責任を持って管理いたします。

  • 解体をご成約いただいた方へ、思い出を記念に残すメモリアルフォトの贈呈

    解体をご依頼いただいたお客様には、解体前・解体中・解体後の大切なお家を撮影したフォトアルバムを「メモリアルフォト」として記念にプレゼントしております。ぜひ想い出の1冊をお受け取り下さい。

料金目安

  • 木造の解体相場

    ㎡=9,500円〜

  • 鉄骨造の解体相場

    ㎡=11,000円〜

  • RC造の解体相場

    ㎡=9,500円〜

  • アパート・
    長屋
    の解体相場

    ㎡=11,000円〜

追加工事

養生シート
約900円/㎡
ブロック塀
約50,000円〜(外周境界部分 5段*15m程度)
重機回送費用
約50,000円
樹木
約70,000円〜(4t 1代あたり)
浄化槽、井戸撤去
各約30,000円(お祓い費別途)

※上記は立地環境により大きく異なりますので、あくまでも目安金額となります。

よくある質問

解体業者の不法投棄が発覚した場合、どうなるの?
罰則を受けるのは解体業者ですが、依頼主が不法に投棄される事実を事前に知っていた場合や、不法投棄を行った業者に連絡が取れなくなってしまった場合は、依頼主がその責任を負わなければならない場合もあります。
解体についての専門用語がわからないので、わかりやすく説明して欲しい。
もちろんです。お客様の素朴な質問など、ご納得いただけるまでお気軽にご相談ください。
建物内部の不要品撤去もお願いしたい。
はい、建物内不要品撤去処分も賜ります。
法律上、建物内の不要品は「一般廃棄物」という分類になり、「産業廃棄物」とは異なります。運搬及び処分に許可が必要となりますが、山央工業では一般廃棄物の収集運搬許可を取得しており、専門の協力会社と連携しているため、安全に撤去させていただきます。
ビルやアパートなど大きい建物を解体する場合の、近隣に対する安全面は?
現場に応じた最適な解体方法をご提案いたします。
方法は様々ですが、これまでの経験と実績で、ご依頼主様にも近隣の皆様にもベストな方法をご提案いたします。
近隣への対応はどのようなもの?
当社では解体前に近隣の皆様へご挨拶にお伺いしています。
解体を依頼される方も様々です。親族が住んでいた空き家・中古物件を購入し建て替えされる方、住んでいた家を解体して土地を売られる方、など。様々な事情を汲み、円滑に解体できるよう尽力いたします。
見積もりには立ち会いが必要か?
現地でのご説明が必要となる複雑な場合を除き、建物内に残置物がなければお立会いは不要です。
建屋内外の不用品撤去の見積もりが必要な場合や、部分解体等で残しがある場合などは、確認のためお立会い頂く必要があります。
解体後はどのような状態になる?
御見積金額には簡易整地費用(荒整地)を含んでおります。
簡易整地費外の整地は別途費用が掛かります。
工事期間はどれくらい?
規模や解体難易度、処分場までの距離などより変わるため一概にはお答えできませんが、現地調査後に、おおよその工事期間をお伝えいたします。
お隣の所有物等を破損してしまったなど、万が一の時の対応は?
防止策は徹底しておりますが、まずは住民の方へお詫びとご説明、今後の対処のご相談にお伺いし、ご納得いただけるよう誠実な対応を心がけています。
破損に関しては、第三者賠償保険に加入しておりますので、万が一の時も誠意を持って対応いたします。

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